2024/05/24
ここでご紹介するKチェアは「Shop Limited」(3店舗限定)のオリジナル限定品になります。
・イノブンオリジナル カリモク60 Kチェア 1シーター
「限定カラー:モケットレッド」
張地:モケットレッド(モケット生地)
木部:ラバートリー材
塗装色:モカブラウン色
サイズ:645 x 700 x 700mm
税込78,540円
※取扱店舗:北山店・草津エイスクエア店・オンラインショップ店限定
(実店舗で商品を確認されたい場合はまずはお電話で在庫の確認をお勧め致します)
実はオリジナルカラーの販売がイノブンではこの商品が初めてとなります。
2021年の8月から販売をスタートしましたが、お客様からの評判も良く、今年で販売3年目を迎えることとなりました。
男性の方はもちろん、女性のお客様もこの赤のモケットを大変気に入って下さります。
目立つ色ではありますが、カリモク60の特性上様々なシーンにも合わせやすいです。
そしてこのレッドとモカブラウンの組合せ、どことなく昭和の雰囲気が残る喫茶店にあるテーブルとソファのを連想される方もいらっしゃると思います。
レトロ感が好きな方にはピッタリのカラーだと思います。Kチェアを複数組み合わせる際に、一脚だけこのカラーにするのもインパクトがあっておススメです。
是非普通とは違ったコーディネートも楽しんでみてはいかがでしょうか?
ちなみに私はこのKチェアの購入を密かに目論んでいます(笑)
◆「限定版 カリモク60 Kチェア1シーター モケットレッド モカブラウン」(税込78,540円)
Kチェアはカリモク60を代表するソファの1つで、1962年に初めて自社製品として開発されたカリモクの椅子第一号。時代に合わせて内部構造の改良を加えながら、50年以上も変わらぬデザインで愛され続けています。
カリモク家具は1962年、自社オリジナル製品第一号として「1000番」という製品番号を付与した椅子を発売し、家具会社として歩み始めました。この椅子こそが、今日のカリモク60の代表的プロダクツである、「Kチェア」の原型となっています。
1000番は、ゆったりと腰を掛けられるスクエア型の布張り木肘椅子です。アメリカ輸出用アームチェアを参考に、組立式で軽く、コンパクトに発送ができる構造になっています。
長年使用することでシートがへたってきたり、木肘部分に大きな傷が付いてしまったりしたり、そんな時は必要なパーツだけ取り寄せて交換ができるので、より永く使い続けることができます。
※画像は限定版Kチェア「栓」のものになります。
Kチェアで使われているこのアーム、是非実物を見て触ってほしいのですが、流れるようなフォルムと滑らかな手触りに驚かされます。本当に職人のなせる業なのだなと改めて実感します。カリモク家具の工場も実際に見学したのですが、このアームが完成するまでに数多くの工程をクリアしなければなりません。
木工加工後の「木地調整」では人から機械、そしてもう一度人が表面を滑らかにするためにサンドペーパーをかけていきます。
その後に手作業で接着剤を使いながら組付を丁寧に行い、最後に塗装を行います。この塗装の工程ですが、何と6回も塗り重ねています。
各々の塗装にはもちろんそれぞれに理由があります。下地処理である「目止め(めどめ)」、ベースとなる色を吹き付けて塗膜を作る「下塗(したぬり)」、塗装したことで木の繊維が立ち、ザラザラした部分を研磨する「中研(なかとぎ)」、2層目の塗料を吹き付けることで塗膜を厚くする「中塗(なかぬり)」、手触り感の向上や上塗り塗料の密着をよくするために、細いスジをつける「空研(からとぎ)」、着色、調整、艶決めの為に3回塗装し見本に色を合わせる最終塗装の「上塗(うわぬり)」。塗装の間にも磨きの工程を入れながら最終的に完成する、この作業は職人の技術による微調整がなければ色は揃いません。
アームだけでもこれだけの工程数、触り心地抜群のKチェア、座ってみて、触ってみて是非その凄さを体感して下さい。
※こちらのモケットカラーは限定カラーの為、将来的に張地の供給が何らかの理由でできなくなる場合がございます。予めご了承下さいませ。